ひでちゃんの 30代は キョジオーン

妻帯者になると「まもる」ものが出来、家族のために「みがわり」にならなければならないことも増えました。

【S11使用】FlutterMane&Dragonite(最終4桁)

オーガポン

ガチグマ  

【構築のテーマ】

5世代における対面構築のエッセンスを9世代に置換することから入りました。

 

 

構築の核となるのはボルトロスに相当するハバタクカミと、ドラゴンテラスによりスケイルショットの範囲を拡張するカイリュー

カイリューにドラゴンテラスを切ることにより、ステロがなくても全抜きを目指していけるほか、スケイルショット4発でも火力が足りるようになります。

 

【個別解説】

(1)ハバタクカミ

テラスタイプ:炎

特性:古代活性

実数値:147-*-105-156-156-189

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース/祟り目/マジカルフレイム/電磁波

調整意図:S トドロクツキ+1 、H-B A200水流連打99.98%耐え

 

令和の化身ボルトロス

長髪だけに挑発が欲しい場面があったものの、強引な対特殊へのカイリューの起点作成能力を評価し、マジカルフレイムを外すことができませんでした。

テラスタイプは電気ジュエルボルトロスを強くオマージュしたフェアリーで考えていましたが、ミラーにおける打ち合いや、使用率9位のハッサムを強く意識した炎を選択しました。

最終日に限り、ウーラオスや、パオジアン舞ったカイリューにマジレスするためのジャポのみを採用しましたが(かつてのジャポ化身ボルトロスをオマージュ)、相手のハバタクカミに起点にされてしまうので、理解度が十分でないままレートを溶かしてしまいました。

 

ちなみに、141-*-98-177-156-180のハバタクカミはCS化身ボルトロスと同水準の物理耐久指数を確保しており、過激派はこの配分で使うことをおすすめします。

 

(2)オーガポン礎

テラスタイプ:岩

特性:頑丈⇔面影宿し

実数値:155-172-105-*-116-178

持ち物:礎の面

技構成:パワーウィップ/がんせきふうじ/けたぐり/でんこうせっか

調整意図:AS特化あまりB

 

まさかの蔦棍棒切りの個体。従兄弟とカラオケで変更しました。

スケイルショットカイリューに対して、スケイルショットが4発であれば、がんせきふうじ→けたぐり(またはがんせきふうじ)のフローで解決できます。

この並びに対してのサーフゴーの被選出率が0%だったため、地団駄や叩き落とすなどを採用しませんでした。

初手のスカーフウーラオスの蜻蛉帰りにテンポを取られるため、後発に置くことが多かったです。

ガチグマのノーマルテラスブラッドムーン+真空波耐えで使っていた時期もありましたが、火力が足りず諦めました。

 

(3)カイリュー

テラスタイプ:竜

特性:マルチスケイル

実数値:175-204-116-*-121-123

持ち物:いかさまダイス

技構成:スケイルショット/炎のパンチ/しんそく/りゅうのまい

調整意図:A特化、S準速キノガッサ意識、HP16n-1

 

令和のドラゴンジュエルカイリュー。初手炎のパンチにより数多のハッサムを焼却しました。

スケイルショットの命中率にツケイル隙があるのですが、打ち分けのできるジュエル逆鱗のようなものの強さを実感することができました。

ドラゴンジュエルカイリューというよりは、パルシェンに近い性能があるといえるかもしれません。先制技は神速とアクアジェットで悩むところではあります。

命中率とハバタクカミに咎められること以外は最高のポケモンでしたが、ハバタクカミの数があまりにも多いので、次のシーズンはこのポケモンを諦めることになると思います。

 

(4)サーフゴー

テラスタイプ:闘

特性:黄金の身体

実数値:191-*-115-203-101-108

持ち物:隠密マント

技構成:テラバースト/パワージェム/サイコショック/わるだくみ

調整意図:C特化、HP:16n-1

キョジオーン+炎など特定の構築を崩すために採用されたポケモンです。

 

(5)ガチグマ赫

テラスタイプ:妖

特性:心眼

実数値:191-*-141-195-92-104

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:ブラッドムーン/だいちのちから/ムーンフォース/しんくうは

調整意図:S準速、H-D:205ムーンフォース2耐え(99.61%)かつHP16n-1、残りC

甘えるハバタクカミと打ち合いが可能なチョッキ枠として採用しました。明らかにマークがキツく出しづらさを感じました。準速なので、ミラーでは強気に通る技を選択できる安心感がありました。

 

(6)ウーラオス

テラスタイプ:水⇔霊

特性:不可視の拳

実数値:175-200-121-*-80-149

持ち物:気合の襷

技構成:水流連打/インファイト/アクアジェット/挑発

調整意図:AS特化残りB

この枠に求められたのは、

①ディンルーを始めとするステロ撒きに好きにさせない

②襷込みでのハバタクカミ、パオジアンとの打ち合い

ということでした。

これらを満たすポケモンとしてウーラオスを採用しました。アローラキュウコンが多い時期は、パオジアンを採用していましたが、恐らくウーラオスで正解かと思われます。

 

【参考】

・@コさんの構築(

・つえーやつは身長も16n-1だわ(

 

また食べたいヒデキメシ

自炊した料理のなかで、また食べたいと思ったものをピックアップしてみました。

30代サラリーマン男性でも作れたので、レシピに困ったら参考にしてみてください。

 


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・チクショープルコギ

https://youtu.be/MpUwqCreG-8?si=3oZ8QqMKyJ8gaWyL

コチュジャンを切らしていたので、味噌と豆板醤で代用してみました。これはこれで美味しかった。オリゴ糖はないので、はちみつで代用。ありがとう。はちみつ。

・さけのあら煮

https://mayukitchen.com/boiled-salmon/

※醤油は少し減らしました。生姜とネギの青い部分も煮てみました。

 


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・豆腐とさんまのハンバーグ

https://cookpad.com/recipe/1946860

味は最高だったが、少し緩く仕上がってしまった。水はもう少し切った方がよさそう。

ししとうの煮浸し

https://cookpad.com/recipe/3932182

 


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・さんまのつみれ汁

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豆腐を買い忘れました。代わりに冷蔵庫にあったキノコ類を足しました。

・かぼちゃの煮物

https://shirodashi.co.jp/4323

・贅沢ポテサラ

https://cookpad.com/recipe/7370889

コンソメと卵黄を追加。さらに濃厚な仕上がりになりました。結構手間がかかったので、休日向け。

 

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かつおとセリのからし和え

https://daily-cookbook.com/210315-oshaberi-cooking/

 洋からしがないので、マスタードで代用。

・鶏肉と茄子とオクラの南蛮風炒め

https://oceans-nadia.com/user/386014/recipe/440271

 とにかくオクラと茄子が安かった。

・えのきと小松菜のおひたし

 レシピ記録なし。

 


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・豚肉とニラと豆腐のチャンプルー

https://www.kurashiru.com/recipes/d6630311-56bd-4cb4-a998-6f3610b76f12

 経済性はかなり高いレシピです。ありがたやー。

・えのきと小松菜のおひたし

 


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・ぶりの照り焼き

https://www.sirogohan.com/sp/recipe/buriteri/amp/

 一度このレシピで作ると、他のレシピが考えられないくらいの美味しさでした。

・冷蔵庫殲滅野菜炒め

 レシピなし

 

SVシーズン10振り返り(2023年9月)

今シーズンも、惰性でポケモンをやっていた感は否めませんが、取り組みを記録することが大事だと思い、ブログはきっちり残すことにします。

 

〇9/4

今月は、やりたいことが見つからないので、他の方のレンタルパーティーを借りて勉強するという、今までにないくらいの意欲の高い取り組みを行います。

お借りしたのは最終46位のズラーチさんの構築()。

4勝0敗でマスターに乗せました。

 

これまで、拘りアイテムを複数採用した構築は、なかなか手に馴染まなかったのですが、ランク帯が低かったことと、イーユイの火力がアホだったので、自然と手に馴染みました。

みなさん、この構築に興味のある方が多かったようで、似たような系統のパーティーはシーズンを通してお見掛けしました。ヘイラッシャが偉い。

 

〇9/7

妻の帰宅まで3戦し、2勝1敗。

ここまでで、パオジアンの選出機会ゼロの悲報。

ヌメルゴンを選出したい相手に遭遇しなかったため、ランドロス+イーユイ+ヘイラッシャの選出が殆どでした。

一般的な襷パオジアンに限界を感じ始める残暑の候。

 

〇9/9

さすがに、相手の実力も上がってくると、私のスキルでは、このパーティーでは根拠のない綱渡りな行動をしないと勝てないことが分かってきました(0勝2敗)。

 

そこで、こだわり三種構築を諦め、MAXむらいさんのパーティー)を使用。

13勝8敗。大きな勝ち越しには至りませんでしたが、最低限の勝率かなとは思います。

 

とにかく、ステロ+スカーフイダイトウが何にでも出せるという感想。

イダイトウにテラスタルを切らなくて良いので、飛行テラスカイリューのようなテラスタルを切る前提のポケモンと相性がいいなと感じました。

 


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※従兄弟のガーネットさんとラーメンをたべました。

 

〇9/13

キタカミの里解禁。効率的な周回がわからんかったので、とりあえずTLを見ながら、いい感じのタイミングで一気に周回しました。

ちなみに弊部署は5人で働いているのですが、当日は2人しか出勤しておらず、みんなポケモンをやっていたものと思われています。

 

新解禁要素で、イダイトウのポルターガイストを、待ち望んでいたのですが、世の中はそんなに甘くありませんでした。

 

 

 

9/16

オーガポンの使用感を試したかったので、前期の構築のウルガモスをオーガポンに変更した構築を使用。

テツノツツミとの攻めの相性補完に優れていましたが、オーガポンを割りと雑に扱うので、後発のハバタクカミに対面で有利なポケモンがいないことが難しいと感じました。

あとは、パオジアンの扱い。やはり、パオジアンの使用感が以前にも増して悪くなっており、所謂BIG6的な構築は、型の変更が必要そうです。

ところで、このタイミングで、最強のTNを思いついたので、SV初のサブロムに手をつけます。時間の都合から、この日はハイパーで打ち止め。

 

〇9/18

隙自語。しょーもないことをきっかけに妻と大喧嘩するわ、仕事は忙しくなるわでゲームする気力が沸かず...

オーガポンの王がポンッ!とかいうおやじギャグを考えるのが精いっぱいでした。

 

 

〇9/20

人は疲れが溜まると小学生レベルの下ネタで笑えるようになります。

 

 

 

 

〇9/21

 

ハイパーボール級でいったん打ち切りにしていたサブロムを稼働。マスターに載せましたが、疲れはやはり抜けないようで…

 


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少しよそよそしさはありながら、予約はしていたので、妻とはプロポーズ一年を祝いました。

 

 

〇9/24

画像

一番ポケモンをやってきた5世代の盟友、トゥりりりさんが来仙。

当時のプレイヤーの結構な数がダブルに移行していることを知りました。

 

前回会ったのは2014年8月。そのときには当時未解禁ポケモンであるはずの色ヘイラッシャにエンカウントしていたらしい。


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9年振りに会っても、久しぶり感がないのは、SNSで緩く繋がっているありがたみを感じます。

 


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これはそれよりも前に、奈良で撮影したVLFピース(@van_lifefucker)。

懐かしさがやばいww

俗に言う、WAKAGE NO ITARIってやつ ()

もっと当時の写真を残しておけば良かったなぁと反省しています。

 

とりあえず、家庭のことは、今出来ることを積み重ねていくしかないなと割り切ることにしました。

 

〇9/30

仕事はそこそこ忙しく早出によってなんとか回している状況ですが、軌道には乗ってきたので、ポケモンをやる元気が戻ってきました。

月末に近づくにつれ、隠密マント持ちが構築から抜け始めているように感じたため、キョジオーンの通りが良い波動と受けとりました。

キョジオーンの相方として、はたきおとすを新規習得したトドロクツキが強そうに感じたので、この二匹から構築を作成します。

強いと思ったら~、2万位まで溶けました~。

どう考えても、理論上強いと感じていたハリーマンがだめでした。

参考:スズさんの動画()、発寒厨さんの動画(

 

出来の悪いリーマンのひでちゃんは、ハリーマンをあきらめ、キョジオーンの錬度だけで、8,000位あたりまで取り戻しました。

次の日は卓球の試合のため、夜更かしはせずフィニッシュ。


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この日は手の込んだポテトサラダと、イワシのつみれ汁を作りました。

この季節のカボチャは美味しいと感じるのですが、煮るしか脳がないので、新しいレシピを模索していきたいところです。

 

〇10/1

朝に1戦だけやり、身代わりサーフゴーに処された結果、最終はなんと5桁に。

なお、卓球の大会は3勝2敗、格下には順当に勝ち、格上にはいいところなく負けるという、特筆すべき点はないものでした。



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運動後のジャンクフードは身体に染み渡る。

10月はいい月になるよね、ハム太郎?🐹

【S9使用】Chain-Pao+Dragonite+Gholdengo

1.構築の経緯

絶対零度パオジアンの採用理由を明確にすることがテーマ。

昨シーズンのランクマ上位の構築記事を見ていたところ、勝率.560あれば、300戦でレート2000に到達できる事が分かりました。

零度パオジアンは、無理な試合を49%でひっくり返せる(1匹を絶対零度で破壊することを考える・1ゲームに2回打つことを想定)性能があります。

絶対零度を打たなければいけないゲームを60%とした場合、絶対零度を使用しない40%のゲームの必要勝率は.765となる。

絶対零度を打たなければいけないゲームを50%とした場合、絶対零度を使用しない50%のゲームの勝率は.710となる。

 

なお、対戦数300を確保できるわけもなく、この論理は社会人ポケモントレーナーには破たんしている。

※土曜日にしかポケモンができないので、土曜日に破たんしている。

www.youtube.com

 

2.個別解説

(1)パオジアン

テラスタイプ:霊

特性:禍の剣

実数値:155-164-109-*-85-205

持ち物:気合いの襷

技構成:氷柱落とし/聖なる剣/氷の礫/絶対零度

調整意図:最速 / H-B A131地震確定3 /残りA

 

構築の起点。

初手のランドロスの蜻蛉に絶対零度を打つことで、スカーフをケアしながら、ジバコイルに二回零度を打てることに気がついた(バカ)。

最終日の記事を読むとアナライズではなく、頑丈で採用している偉いプレイヤーが増えたのが非常に残念だった。

 

(2)サーフゴー

サーフゴー

テラスタイプ:水

特性:黄金の身体

実数値:193-*-135-154-136-105

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:ゴールドラッシュ/祟り目/電磁波/自己再生

調整意図:原案に同じ(

※189一致噛み砕く(禍の剣補正あり)13/16耐え、176一致ハイドロポンプ確定3

 

ブーストエナジーのテツノツツミに投げて電磁波をばら蒔くポケモン。電磁波の通らない並びにやることが限られることが気になったが、それでもサーフゴーの補助技全カットは非常に偉いと感じました。

心が汚れているので、射精時のちんちんにしか見えません。

 

(3)カイリュー

テラスタイプ:妖

特性:マルチスケイル

実数値:197-155-131-108-143-108

持ち物:残飯

技構成:地震/炎の渦/アンコール/はねやすめ

調整意図:原案に同じ(

 

炎の渦のサイクル拒否性能によって、絶対零度に頼らない試合を増やすための駒とみていますが、対戦の試行回数を重ねるうちに炎の渦の命中率が85%であることにより最初の1発が命中するかどうかが対戦の命運を左右することがわかりました。

ハバタクカミをテラスを切ることで面倒を見ていたが、痛み分け採用が爆増し、対処に悩まされました。

 

(4)ウルガモス

テラスタイプ:ノーマル

特性:炎の身体

実数値:183-*-110-156-141-133

持ち物:厚底ブーツ

技構成:炎の舞/鬼火/吹き飛ばし/朝の陽射し

調整意図:準速カイリュー抜き / C176一致ハイドロポンプ耐え / A172一致鉢巻噛み砕く耐え

 

相手のパオジアンに後投げができる駒で、ハバタクカミにも弱くない性能をしていると思ったので採用しました。

テツノドクガとの明確な差別点は鬼火であり、交代際の鬼火で、ウーラオスの処理を楽にできると考えました。

テラスタイプはミミッキュ絡みとハバタクカミのシャドーボールを意識したノーマルテラスを選択しました。

 

(5)テツノツツミ

テツノツツミ

テラスタイプ:フェアリー⇔地面

特性:クオークチャージ

実数値:129-*-134-176-81-206

持ち物:命の珠

技構成:イドポプ/フリドラ/冷凍ビーム/テラバースト

調整意図:CS特化、HP個体値26

 

打ち分けのできるテラバースト妖を採用するとウーラオスランドロスカイリュー)への動きが楽に処理できることが分かりました。

妖テラスであればハイドロポンプを打たなければならない場面も少ないですが、地面テラスだと結構体感ハイドロポンプを打たなければならなかったです。

テラスを先に切らせることで、冷凍ビームで大体のカイリューのマルチスケイルを貫通させることができるのも珠のメリットです。

このポケモンのせいで、相手はテツノツツミ対策枠の選出を余儀なくさせられるのである程度選出を絞りこめることが強いと感じました。

予想以上に3回以上行動することが多かったので、HPの個体値を下げ、珠ダメージが最低となるHP実数値10n-1としました。

 

(6)ディンルー

ディンルー

テラスタイプ:電気

特性:禍の器

実数値:253-138-165-*-114-81

持ち物:命の珠

技構成:地震/テラバ/(岩石封じ+地割れ)or(カタス+挑発)

調整意図:以下の通り。

     S:ジバコイル、ヒスイヌメルゴン+1

     A:地震で155-101パオジアン確定2発

     H-B テラスなしでA172一致氷柱落とし確定3

     H-D テラスなしで176眼鏡一致ハイドロポンプ耐え

 

構築の問題児。単体性能としては強そうなのに、カイリューランドロスに隙を見せやすく、強く扱うことが難しかったです。

SVシーズン9振り返り(2023年8月)

S8後半のモチベーションをそのままにS9は月初から継続して取り組むことができました。

S8では零度パオジアンの強みを言語化できなかったので、S9はうわっきーさんの構築()をベースにして、ディンルー・カイリュー・サーフゴー・パオジアンから始めることにしました。

絶対零度パオジアンを構築に採用するメリットとして、不利構築に対し絶対零度の試行回数を1ゲームあたり2回確保することで、49%の勝率で克服できることにあります。

このメリットを生かし、対戦回数を確保し、有利なパーティーを含む総合的な勝率を.650に保ち、最終的にレート2000を達成する計画を目指すことにしました。

 

〇8/7

ディンルー+ドヒドイデを許さないためだけに、メンヘラミミッキュの採用を考えますが、一旦落ち着いて保留とします。

3勝0敗。

 

〇8/8

この日の初戦にマスターランクに到達。

その後も数戦対戦し、5勝2敗でした。

 

〇8/9

6勝7敗で、勝てる試合も押しミスで落としたりするなど、集中力に欠けた場面も多かったです。

 

【学び】

・襷のハバタクカミが多い。電磁波をパオジアンやテツノツツミに当てられると非常に苦しい。

・プレイングで初手の飛行テラバ持ちのカイリューに対してのマークが薄め。

・ディンルードヒドイデに複数回遭遇したが、選出されないか、選出された場合も立ち回りで対処が可能。

・こちらのテツノドクガは怪しい。

 

〇8/11

テツノドクガを鬼火のあるウルガモスに変更。

テツノツツミの持ち物を命の珠に変更。

プレイングのスタイル的に、基本的にはこだわりアイテムを採用しないことが、勝率アップに繋がることが多いので、この変更は良かったと思えました。

2勝0敗。

 

〇8/12

12勝8敗。

妻不在のため、一日ゲームができる日でした。黙々と対戦しながら、連敗したらハピナスレイドを周回するといった一定のルールを設けて取り組んだことが、勝ち越しで終わった要因だと考えています。

 

〇8/13

9勝5敗。

飛行+地面の範囲をもつポケモンランドロス、嘴カイリュー)とテツノツツミ、パオジアン以外を合わされると、こちらが弱いテラスタルを切らなければならず非常に厳しい展開になってくることが分かってきました。

パオジアンを後発に置くことが多かったので、先発パオジアンの立ち回りの引き出しをこれから増やしていこうと思いました。

 

〇8/14

毎日やることに意義があるので、なんとか時間を捻出。1勝0敗。

パオジアンカイリューサーフゴーの基本選出を行い、ウーラオス水+ヒードラン+ゴリランダーにパオジアンを無理矢理通す動きがうまく行きました。

絶対零度に頼らず立ち回れたのはよかったですが、ウーラオスがスカーフ以外だと、この選出に対応することが難しいかもしれません。

 

〇8/15

原案のディンルーがフェアリーテラスに変更になっていた()ので、変更。

ざわさんにアドバイスをもらったものを参考にかなり素早さを伸ばしてみました。

ディンルーを出した試合はすべて負けてしまい、この構築とディンルーの噛み合いの悪さを察し始めてはいますが、6勝2敗でレートを伸ばすことが出来ました。

 

〇8/17

3勝6敗。

ジバコイルランドロスカイリュー系統に二度敗北。

負けパターンの多くはノーマルテラスのカイリューが崩しきれない(数も多い)ケースだと分かってきました。

パオジアンの零度を拒絶しつつ、カイリューをカタス+テラバーストで処理できる氷ディンルーが偉いのではないかと思い始め、某所で試験的に運用しましたが、ディンルーに対して後出ししてくるカイリューがアンコールをしてくることと、ディンルーにテラスを切った時のウーラオスの一貫が気になり、断念することになりました。

 

〇8/19

久々に、まとまった時間を確保できる日。

朝の9:00からゲームをすることができました。

15勝4敗。

対戦相手はスタンダードな構築が多く、プレイングひとつひとつを丁寧に行うことができました。

大きく勝ち越せた要因が、「カイリューに積極的にテラスタルを切る」、「絶対零度を扱うタイミングを間違わない」ようになったことかと思われます。

 

〇8/20

2勝1敗。

ウーラオスに初手でウルガモスが突破されたにも関わらず、そこからサーフゴー+カイリューで巻き返すなど、上手く行くと感じる場面も増えました。

 

 

〇8/22

@コさんに、ジバコイル絡みの崩し方を相談したところ、テツノツツミを地面テラスに変更することの提案をうけ、変更しました。

しかし、変更した途端にジバコイルに遭遇しなくなり、こういった経験はどのプレイヤーにも

写真・図版(1枚目)| 天津木村、クマムシ、AMEMIYA…テレビから消えた歌ネタ芸人の「勝ち組と負け組」 | AERA dot. (アエラドット)

4勝7敗。レート1785。

 

〇8/23

ディンルーをほとんど選出しないので、この日から電気テラス・氷テラス・炎テラス・妖テラスの4種類をいろいろ変更しながら対戦。

3勝1敗。この時点でレートは1818。

 

〇8/24

3勝4敗。この時点でレートは1790程度。

 

〇8/26

15勝21敗。レートは1693まで落ち、ここでついに心が折れました。

これは、言い訳にもなってしまうのですが、ジョイコンの調子が悪くなり、前日から押しミスが頻発しています。

そのため、朝10時の開店を目掛けて近所の電気屋でコントローラーを購入、押しミスが起こらない状況にしてから、改めて取り組みましたが、勝率は上を向いてくれませんでした。

絶対零度の外しは許容しなければならないとは思いますが、カイリューが炎の渦を打つ場面が多く、炎の渦の外しが負けに直結する場面が多かったように思います。

他の要因としてイーユイの被選出が増えたことと、パンチグローブ所持のウーラオス剣舞を選択した時点で、パオジアンの零度依存になる点がここまで負け越してしまった原因のように思います。

ウルガモスで上から鬼火を入れることでごまかしてた試合も多かったが、ウーラオスのSラインが上がってきていた。

 


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妻と花火大会に行ってきました。小学生が「たまやーwwww」言ってて草でした。

※これはタマタマや…

 

〇8/28~

心が折れたので、ポケモンに充てる予定だった時間をドラマにぶちこみました。

www.youtube.com

性根ひん曲がったポケモンヲタクなので、最初からやらせだと思って観ていたのですが、一応はリアリティーショーという扱いだったらしいです(全部見てから知った)。

性根ひん曲がったポケモンヲタクでありながら、影響の受けやすい単純なヲタクでもあるので、このドラマを見てから、妻との会話の時間が増えました。

(ゲームをやらなくなったからというマジレスはなし)

 

 

【S8使用】Urshifu(Rapid-Strike)&Zapdos

ウーラオス

ハバタクカミパオジアン



1.構築経緯

水ウーラオス、ハバタクカミの一貫を取ることを意識しながら、過程で上振れ要素を引っかけるというものです。

原案はしざよくすさんのウーラオス構築()。

剣盾の頃と比べて、ウーラオスの型の多様性が出てきたので、スカーフ型へのマークがやや甘くなっているように思われます。

 

2.個別解説

(1)ウーラオス

テラスタイプ:毒

特性:不可視の拳

実数値:195-174-135-*-81-138

持ち物:拘りスカーフ

技構成:水流連打/インファイト/蜻蛉返り/思念の頭突き

 

しざよちゃんねるのウーラオス

やはりウーラオスに対してゴツゴツメットで自然に対策できている構築が多く水流連打の一貫はなかなか作れませんでした。

 

(2)サンダー

テラスタイプ:妖

特性:静電気

実数値:191-*-150-146-112-125

持ち物:オボンの実

技構成:暴風/ボルトチェンジ(放電)/蜻蛉返り/羽休め

 

ウーラオスのテラスタイプが多様化し、役割が非常に薄くなってしまったポケモン

このポケモンを最後まで軸として採用したことが大きな失敗だったと思われます。

 

 

(3)ランドロス

テラスタイプ:妖

特性:威嚇

実数値:191-210-110-*-106-111

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:地震/ストーンエッジ/テラバースト/蜻蛉返り

 

打ち合い性能が非常に高いランドロス

ハバタクカミに対しても有利で、単体として強力な駒でしたが、テツノツツミを構築単位でケアするのが非常に難しいと感じました。

 

(4)ヒードラン

テラスタイプ:飛行

特性:貰い火

実数値:193-*-127-151-148-125

持ち物:たべのこし

技構成:マグマストーム/挑発/身代わり/守る

 

外しも考慮し、マグマストームを複数回打つということを考えると、虫テラスではなく、打たれる地面技(ランドロスまで意識)に対して確実に身代わりを残せる飛行テラスが望ましいと判断しました。

テラスを切ることで、神速が一貫しやすくなるのがこのポケモンの難しさだと思いました。

マグマストームを複数回当てる前提であり、その割には選出回数が多めで、勝率が安定しない直接の原因だったように思います。

 

 

(5)ハバタクカミ

テラスタイプ:草

特性:古代活性

実数値:161-*-116-156-156-157

持ち物:ブーストエナジー

技構成:ムーンフォース/サイコショック/瞑想/身代わり

 

クレセリアと瞑想を打ち合ったときに勝率を高めるサイコショックを選択しました。

また、軸のウーラオスやパオジアンが止まるヘイラッシャに対してサンダーに頼らずに崩せる手段ということも意識しています。

 

 

(6)パオジアン

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テラスタイプ:霊

特性:禍の剣

実数値:155-162-111-*-85-205

持ち物:気合いの襷

技構成:氷柱落とし/聖なる剣/氷の礫/絶対零度

 

この並びには、ディンルーがまず初手に出てテラスタルを切らせることができるので、絶対零度を持たせたパオジアンを採用しました。

Aを削りBに少し回すことで、ディンルーの地震を2回耐えるようになる(零度を3回試行できる)ようにしました。

Aが足りずに負けた場面はありませんでしたが、普通にディンルーをケアできるなら、素直に特化させた方が良いように思われます。

 

 

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SVシーズン8振り返り(2023年7月)

〇はじめに

シーズンDになり、少しは楽しくポケモンをできそうだったので、ポケモンやるやる詐欺を止めることを決意。

 

ただし、新婚旅行までは体調を万全にする必要があり、仕事の残業もそこそこあったので、ポケモンには触れませんでした。

 

そこで、新婚旅行で嫁のバスタイムに時間をつぶすために、ポケモンを持っていくことを検討しましたが、従兄弟のガーネット氏からたしなめられます。

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結果として従兄弟のアドバイスのおかげで、新婚旅行にSwitchを持っていくという暴挙に出ず、夫婦で楽しい時間を過ごすことができました。

※大体の宿に大浴場があり、持っていったとしても恐らくやる時間はなかったものと思われます。

 

ということで、ちょっとだけ、幸せな時間のおすそわけをします。


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一週間天気予報は雨続きだったのですが、日頃の行いが良かったのか、殆ど雨に当たることはありませんでした。

 

新婚旅行はいいぞ

 

 

〇7/17

 

スーパーボール帯で1勝0敗

ハイパーボール帯で8勝4敗

しざよちゃんねるの水ラオス+サンダー+ヒードランの並び()を参考に対戦を開始しましたが、全く勝てず。

クレセリア(全て電気テラス)が思ったより多く、水ラオスを有効に扱うことが出来ませんでした。

構築における崩しの要素が弱かったのも反省要素で、積み技や毒々の必要性を強く感じる結果となりました。

 

ハイパーボール帯で大型連勝は作れず苦戦したものの、なんとかマスターボール級に乗せることに成功しました。

 

マスターに乗せてからは選出の目安も分かってきて、3勝0敗。

 

もう少し対戦したかったですが、妻の帰宅が通知されたため、ここであがり。

 

〇7/22

 

中身を変更せず、マスターランクで7勝4敗。

負けの内訳は、ヘイラッシャ絡みが2つ(組み合わされたヤドキング毒が絶望的に処理できなかった)。

残り二つは試合展開がピーキーになってしまったものと、お相手のプレイングが非常に上手だったものでした。

この時点で11,000位程度で、4桁に乗せてから上がりたかったところですが、外出の予定があり断念。

 

 

〇7/27

ウーラオスを悪とし、オオニューラのスカーフを利用したパーティーも検討しましたが、このせいで20,000位近くまで順位を落としてしまいます。具体的に厳しかったのは、オオニューラをみて出てくるカイリュー&サーフゴー。鉢巻ウーラオスでもカイリューを貫通できませんでした。

 

なにより、ハバタクカミがいないこと(ゴーストタイプがいない)が相手選出に与える影響の大きさを感じます。

 

この並びでは2勝3敗。

最初、スカーフオオニューラが大活躍して勝ったことで、諦めるまで時間を必要としてしまいました。

 

結局元の並びに戻して11勝7敗。

カイリューを選出されたときの型の判定に苦労しており、ディンルー+カイリューへの勝率の低さが気になります。あとは対ヘイラッシャ。

このペースで勝ち続ければレートは上がるのですが、残された時間が怪しいと感じ始めます。

 

ハバタクカミを扱うにあたり、ヘイラッシャのウェーブタックルに対して身代わりが結構な確率で割れてしまうことが気になりました。

そこで、ハバタクカミの配分や技構成について、過去の構築記事を漁ります。

みんらいさんの、黒眼持ちのハバタクカミ()であれば、地割れを三回躱せば、ヘイラッシャに勝てそうですが、欠伸が通るし安定はしなさそうです。

 

結局、汎用性を損なわずに受け構築に出せる形となると、

161-*-112-156-156-157

の身代わり持ちにならざるを得ないとの結論に至りました。

技構成は、最高打点のムーンフォースと、クレセリアの瞑想に、抗うためのサイコショックを選択。ワンチャンモロバレルにも打てるかなと期待はしています。

役割を考えるとテラスタイプは草と水ですが、サーフゴーには構築単位で苦労しないため、キノガッサに厚めな草を選択しました。

 

帰宅後にハバタクカミを育成しなおした後の対戦成績は3勝1敗。

ハバタクカミの努力値が間違えていて、HPが160になっていましたが、不都合はなく助かりました。

 

〇7/28

時差出勤で午前中にまとまった時間を取れました。

結果は7勝5敗。

とにかくテツノツツミ入りに勝てず、5つ負けたうちの3つはテツノツツミ入りで、プレイングを見直すことで対策することを考えます。

特に、ディンルーカイリューツツミの選出をされたときに、パオジアンの氷柱でディンルーかカイリューを突破後のツツミのアンコールに2度やられており、択勝ちの練習が必要だと感じました。

 

〇7/29

休日出勤前に2勝2敗。

負け二つの主な要因として、

ランドロスが刺さってる相手に対して雑に切ってしまった

・刺さってないウーラオスを出してしまった

というものでした。

 

〇7/30

午後から出勤、午前中は家族の時間。

妻がドラマを見ている隙に3戦ゲームをする時間がとれました。結果としては1勝2敗。

負けの要因としては、

・毒ビルドウーラオス水にパーティーを半壊させられた(サンダーのボルチェンが上から入るが、ランドロスには上を取られる厳しいSラインだった)

・相手との立ち回りが噛み合わなかった(つらら外しもあったが、ここまで致命的な外しがなかったので仕方なし)

というものでした。

なお、勝った相手とは7/27ぶりの再戦でしたが、お相手のパーティーが変わっていました(二回目もしっかり勝てました)。

本来であれば、サンダーで相手をすべきウーラオスが、サンダーで相手にしきれないということに、この構築の根本の問題があるような気がします。

 

〇7/31

サイクル回数を減らせるよう、ハバタクカミを眼鏡に変更。これが大戦犯。

0勝3敗で、慌ててブーストエナジーに戻します。

 

戻してからは、9勝6敗。

6,000位~13,000位(レート1650~1700)を行き来し、5桁フィニッシュ。

これがこの構築の適正順位なのでしょう。

 

〇まとめ

月の後半から月末にかけて、ポケモンをやる時間を確保できたのは、これまでに比べてよかった点かとは思います。

自分には基本的にポケモンのセンスがないと思っているので、継続して続けていかないといけないこと、軸を変える決断力が必要なことを強く認識しました。

結果:51勝40敗(勝率.560) 10,276位 最終レート1664.630