ひでちゃんの 30代は キョジオーン

妻帯者になると「まもる」ものが出来、家族のために「みがわり」にならなければならないことも増えました。

【種族値制限大会】第3回ふたポケ杯

2024年3月20日に開催された、種族値459以下のふたポケ杯に参加してきました。

 

今回のTNは、種族値459と地獄をかけた、室町時代の遊女、地獄太夫としました。

あわせて、対戦相手に地獄を見せられるようなパーティーを考えることを目標にします。

 

【構築紹介】

流行が一切分からなかったので、できる限りフラットな目線で種族値459以下のポケモンを並べてみました。

マリルリがやばい。3匹以上は対面で打ち勝てるように組む。

②エクスレッグもなかなかの火力。3匹以上は対面で打ち勝てるように組む。

③ヌオーは絶対崩す

ねばねばネットのS操作が現実的に強いので、浮いているポケモンは2匹以上使う。

⑤純正、偽装も含めてレンタルパ―ティーの並び()には有利になるように組む。

⑥単体として強いポケモンを並べる

これらの要素を考えた結果、以下のような並びとなりました。

 

ヌメイル

バチンキー

 

 

(1)ぺリッパー

テラスタイプ:水

特性:あめふらし

実数値:135-63-121-161-90-117

持ち物:こだわりスカーフ

技構成:ウェザーボール/暴風/冷凍ビーム/とんぼがえり

 

ねばねばネットや天候で素早さを操作してくる構築が多いだろうと見込んで、それを咎めるためのスカーフぺリッパーからスタート。

 

(2)ハリーセン

テラスタイプ:くさ

特性:すいすい

実数値:161-115-146-*-75-121

持ち物:たべのこし

技構成:たきのぼり/テラバースト/ちいさくなる/みがわり

 

すいすいアタッカーの候補は

とロクなのがいないなかで、シュクショー!で、地獄(459)を見せられそうなハリーセンを採用(いなくてもぺリッパー単体として強いのでOK)。

 

とりあえず、小さくなると身代わりを使えればいいくらいの精神だったため、テラスタイプ・テラバースト枠は諸説あったように思われました。

電磁波が構築の要素にもないので、起点にできる範囲は少なく、また、相手のペリッパーの暴風が必中で、ヌオーの天然の前に無力である環境であり、あまり、対戦相手に地獄(459)を見せられることはありませんでした。

毒タイプを採用することで、毒菱をケアすることができ、ルールは違えどザシアンにも強いくらいのポケモンなので、型さえ違えば間違いのないポケモンだと思います。

 

(3)ヌメイルヒスイ

テラスタイプ:フェアリー

特性:シェルアーマー

実数値:151-*-104-148-134(201)-72

持ち物:とつげきチョッキ

技構成:りゅうのはどう/10まんボルト/テラバースト/アシッドボム

 

次に、ぺリッパーと相性補完が優れるヌメイルヒスイをログイン。ドラゴンテールを覚えないことがかなり残念ポイントですが、火力担保と蝶舞勢に抗うためのアシッドボムで妥協することにしました。

なお、ペリッパーヌメイルと合わせて、相性補完が最強になれるヌオーの採用も検討しましたが、全人類対策してそうなので採用を諦めました。それに伴い、特性を運負けしないシェルアーマーに変更。

テラスタイプはヤミラミ意識のフェアリーですが、優秀な耐性を変えるのはMOTTAINAIので、ステラが望ましいかなと思いました。

 

(4)チャーレム

テラスタイプ:ひこう

特性:ヨガパワー

実数値:159-88(172)-137-*-96-103

持ち物:ゴツゴツメット

技構成:きあいパンチ/かみなりパンチ/バレットパンチ/みがわり

調整意図:S 準速マリルリ抜き、AかみなりパンチでH振りマリルリを確2、残りHB

 

大会前に公開されたレンタルパーティーを一匹で崩せるポケモンとして、みがきあHBチャーレムを選択。特にエクスレッグのであいがしら等に身代わりを残して好き勝手出来る性能を高く評価しHBに厚めの配分としました。5世代におけるローブシンのような強さを感じました。

ゴツメペリッパーが多いとは思っておらず、直前まで考えたパンチグローブではなく、HPミリ残しの襷勢に有利を取れそうなゴツゴツメットを持たせたのですが、ゴツメ羽ぺリッパーが流行っていたので、若干環境を読み違えたところはありました。

 

(5)ロトム

テラスタイプ:はがね

特性:ふゆう

実数値:157-*-139-116-98-113

持ち物:オボンのみ

技構成:シャドーボール/ボルトチェンジ/おにび/いたみわけ

調整意図:S 最速マリルリ抜き、残りHB

 

GAINENさんから、ペリロトムが強いと教えていただいたので採用。電磁波→小さくなるのシナジーを期待して、当初は電磁波で考えていましたが、単体として強くあるために鬼火を採用しました(物理にはハリーセンの身代わりをのこせるチャンスが広がると考えた)。 

実戦を通して、特殊相手と打ち合うことが多いことが分かったため、HDベースで採用するほうが強いかなと感じました(そういえば当時もHDベースで採用されている方が多かったなと)。

なんと、この型は15年前にDP(4世代)に使用してた構成と全く同じものであり、懐かしさを感じるしかありませんでした。

 

(6)バチンキー

テラスタイプ:あく

特性:グラスメイカ

実数値:149-150-106-*-81-113

持ち物:グラスシード

技構成:タネばくだん/アクロバット/ちょうはつ/つるぐのまい

調整意図:S 最速マリルリ抜き、A最大、残りHB

 

最後に絶対に負けたくない、ラッキー+ヤミラミ+ヌオーの並びへの解決方法を考えていたところ、GAINENさんから、炎テラスバチンキーというアイディアをいただいたのですが、悪戯心アンコールが気になったので、悪テラスで採用しています。

 

 

【簡易レポート】

メモを残しておけばよかった。世は大後悔時代。

 

1-1ちゃんのぶさん

チャーレムのみがきあでジオヅムを破壊して、数的有利を取ったあと、毒テラスヌオーに詰まされそうなところをハリーセンで粘って勝ち。

 

1-2ニコルさん

バチンウニをロトムで突破し、アメモースがテラスを切って起点にしてくる。ヌメイルのアシッドボムでなんとか打点を確保していくが、なんとバトンタッチ持ちで、チョッキのオニシズクモに繋がれてサ終。

 

ダブルエリミネーションのため、敗者トーナメントへ。

 

2-1:フィアーさん

イノムーとエクスレッグをチャーレムでぐちゃぐちゃにして勝ち。

 

2-2:たこやきさん

キラーメとエクスレッグをチャーレムでぐちゃぐちゃにしてロトムで詰めて勝ち。

キラーメのパワージェムがチャーレムにどの程度入るかという二度としないであろうダメージ計算をした。

 

2-3:KT(トウステ)さん

虫統一の眼鏡イルミーゼにボコボコにされてQ.E.D.

野生の感でぺリッパーを出さなかった訳ですが、普通に出して良かった。

 

主催の、ふたポケチャンネルのお二方ならびに、対戦いただいた皆様、突然の特殊ルールの考察に快くアドバイスいただいたGAINENさん、ありがとうございました。