【構築経緯】
組み始めは眼鏡テツノツツミ+ゴツメカイリュー+黒い眼鏡ドドゲザン(いわゆるツツミカイリュードドゲザン)から。
テツノツツミが通すことの難しい、こだわりスカーフやブーストエナジーを所持したテツノツツミやハバタクカミに対して、テラスを切ることで優位にたてるテツノカイナを採用。
最後に、セグレイブとハバタクカミを並べて構築の完成としました。
■セグレイブ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:とつげきチョッキ
実数値:219-216-112-*-106-111
技構成:きょけんとつげき/じしん/テラバースト/こおりのつぶて
A:最大
H:コノヨザルの命がけ意識
残り:S
テラスタイプは構築単位で重くなりがちなテツノブジンやマスカーニャ入りに選出することを予定していたので、フェアリーを選択しました。
この時点ではあまり理解度が高くなかったものの、その後ランクマッチでお世話になる場面が増えました。
■ハバタクカミ
テラスタイプ:はがね
持ち物:ブーストエナジー
実数値:133-*-103-170-156-191
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/ほろびのうた/いたみわけ
シグマさんの配分(■)を流用。その後ノーマルテラスに変更しましたが、オフ会使用当初の配分です。
初手コノヨザルがいた時に投げるポケモンで、バトン構築にも投げられます。
憤怒の拳を選択してくるので、いたみわけ→いたみわけ→ムーンフォースの流れで突破することを目的にしています(初動の憤怒の拳のダメージと痛み分けの体力を見て、相手のコノヨザルの型を判別可能)。
テラスタイプは鋼を選択。鋼にすることで、セグレイブの礫やハッサムのバレットパンチを半減にすることができます。
後続に痛み分けを入れられれば、最高の展開となります。
原案は瞑想を採用していますが、クエスパトラ絡みの構築を許さないこと、数的有利を取ったあとにテツノカイナの猫だましとの相性が良好な滅びの歌を採用しました。
■テツノツツミ
テラスタイプ:みず
持ち物:いのちのたま
実数値:131-101-134-176-72-206
技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/クイックターン/エレキフィールド
むじゃきCS特化
ヘイラッシャの欠伸に対して合法的にあと投げする理由を作るためのエレキフィールド。
後述のテツノカイナとのシナジーはいまいちですが、エレキフィールドを残した状態であれば、後続のブーストエナジーを所持したハバタクカミの上から行動が可能になるなど、テツノツツミの単体性能を底上げしてくれます。
特殊耐久はあきらめて、クイックターンのリーチが伸びる無邪気を選択しました。
ハバタクカミを2発で纏められるようになり、ややドロポンの依存度を下げることが可能になります。
■テツノカイナ
テラスタイプ:でんき
持ち物:じゃくてんほけん
実数値:231-211-129-71-118-54
技構成:ワイルドボルト/ドレインパンチ/ボルトチェンジ/猫だまし
S 無振りキョジオーン-1
A 特化
D 残り
キョジオーン入りに出して、ボルトチェンジから展開していくポケモン。
かつ、テツノツツミが通せないとつげきチョッキを持ったジバコイルやセグレイブに対して一方的にテラスタルを切らせて対面有利をとることに特化した型としています。
相手のセグレイブを猫だましと弱点保険発動後のドレインパンチで破壊することができます。
相手のハバタクカミにテラスを切り、ワイルドボルトで破壊するために電気テラスを選択しました。
テラスタイプ:はがね
持ち物:ゴツゴツメット
実数値:191-*-145-120-120-123
技構成:エアスラッシュ/でんじは/アンコール/はねやすめ
対物理へのクッションとなるポケモンです。
セグレイブやドドゲザンなどのポケモンを積極的に通すために電磁波を採用しており、上振れ要素となっています。セグレイブの氷技が読める場面では、セグレイブに後出しすることもあります。
■ドドゲザン
テラスタイプ:エスパー
持ち物:くろいメガネ
実数値:181-205-141-*-106-96
対受けループ専用機の将軍。エスパーテラスを切ると、クレヨンしんちゃんの敵キャラ(雲黒斎)感がありますが、型バレ防止のためニックネームは他の型と統一しました。
ドヒドイデ絡みや、ギロチンを意識して選出され格闘テラスタルを切ってくるクレベースを処理するために思念の頭突きを採用したドドゲザン。
受けループを絶対に許さないためには、テラス後のドヒドイデやゴツメまでケアをして防護パッドを持たせるのが良いのですが、くろいメガネを持たせて、相手のテツノカイナやクエスパトラ入りにも出していけるようにしました。
実際、その後のクエスパトラやテツノカイナを破壊するのにエスパーテラスが役に立ちました。